王将フードサービス創業の原点とは
EPISODE 01 創業時の想い
おいしい幸せをすべての 人へ。
1924年、福岡県に生まれた創業社長
加藤朝雄(かとうあさお)。中国で終戦を迎えた加藤が、現地で味わった餃子を日本でも展開しよう、とはじめたのが「餃子の王将」でした。
京都四条大宮に餃子の王将1号店を開店したのが、1967年。時代は戦後の高度経済成長期でした。戦時中の厳しい環境下を耐え抜いた人々にとって、「お腹いっぱい食べること」は幸せそのもの。加藤は自身の経験からも「身を粉にして働く人々が社会を支えている」と強く意識し、そんな人々の日常に、束の間の安心と幸せなひとときを提供したい、と願うようになったのです。
限られた一部の人々ではなく、よりたくさんの人々に食べてもらうためには、低価格であることは必須。さらにその低価格の中でも高品質の美味しさを確保しなければ、幸せは届けられない。その強い決意のもと歩み始めた餃子の王将は、オープンキッチンでの調理にこだわり、全国展開を推し進めていきました。
EPISODE 02 働く環境・従業員への想い
人が価値をつくる。
現社長の渡邊が創業社長加藤に出会ったのは、1979年のこと。
当時としては破格の初任給二十万円を目にし、面接に向かった23歳の渡邊を加藤自らが出迎えました。そこで熱く語られたのは、創業者の夢。
「俺は庶民に、お腹いっぱい食べて幸せになってもらいたい。そんな日本一の餃子屋をつくるんや」
そう顔を赤らめて語る創業者の姿に惹きこまれた渡邊は、「この会社しかない」と腹を決め、入社を決断しました。
渡邊が入社した1979年当時は、関東進出を控えた過渡期にありました。創業間もない頃から破格の初任給や福利厚生を整え、働く環境を充実させてきた餃子の王将ですが、その理由は、「人が価値をつくる」と信じているからです。そんな創業者加藤の精神は今なお受け継がれ、直近3年間の賃上げ率は約29%(※2025年10月時点)。
餃子の王将はまず働く人々が豊かになれることを大切に、一人ひとりの働きを正当に評価することで、仲間とともに成長を遂げてきました。
EPISODE 03 変わらない理念と、変わり続ける社会のニーズ
モノからココロへ。
創業から受け継いだ餃子の王将の理念は、これまでもこれからも、揺るぎなく存在し続けます。しかし、お客様が外食に求めるものは時代とともに変わり続けています。
現代は飽食の時代にあり、お腹いっぱい食べることは難しくありません。しかし、生活がある程度安定しているからこそ、
本当の楽しみ、幸せとは何かをみんなが探し求めています。また一方、広がり続ける格差社会の中で、定職につけず生活に不安を感じている方もいます。
現代において、単に安価で素早く提供できる「モノ」だけでは お客様に幸せを感じてもらえません。 これからは人から人へつなぐ「ココロ」が重要です。
モノからココロへ。 これは私たちが「食を通じてお客様を幸せにする」ために必要な変化です。
EPISODE 04 未来へ向けて
変わらない理念を胸に、 変わり続ける。
現在の餃子の王将は、何十年にも渡って定期的に足をお運びくださる、たくさんのお客様に支えられています。
変わらぬご愛顧をいただけている理由は、私たちが創業の精神を忘れず、「ココロを伝え続けるサービス」を徹底してきたからに他なりません。
そして、未来のロイヤルカスタマーをつくっていくのは、餃子の王将で働く私たち。AIや製造設備に関わる新しい技術や、時代に即した人事制度などを柔軟に取り入れつつ、根底にはいつも「ココロ」を。変わらない理念を胸に、変わり続ける覚悟を持って、餃子の王将は進化し続けます。