社長メッセージ

もっと「日本を美味しく」。もっと、お客様に「褒められる店」を。

私たち王将フードサービスは「日本を美味しく」というコーポレート・スローガンを掲げています。ここに込めたのは、王将を育ててくれたすべてのお客さま、先輩たち、後輩たち、そして日本という風土ぜんぶに恩返しをしたいという想い。「食」を通じて、もう一度“メイド・イン・ジャパン”を輝かせたいという願い。そして、王将で頑張る社員が誇りをもって心豊かに働いてほしいという思いも込めています。創業から50年。この節目にあたって、スローガンだけではなく、社会的使命と経営理念も刷新しました。

快適な食空間、心温まる接客、そして美味しい料理を高品質で提供しながら、低価格を実現する努力を行う事によって、より多くの人に「幸せ」を感じてもらうこと。これが私たちの考える社会的使命です。この使命を一人ひとりが実現することで、お客様から「褒められる店」を創ろう!というものが、新しい経営理念。新コンセプト店の展開、物販商品の開発、海外への初出店など、新しい挑戦を続けながら、これから先の50年も、もっとお客様に褒められる店へ。そして、餃子を、日本のソウルフードとして、世界へ。もっともっと、たくさんのお客様を幸せにすることを目指します。

女性がもっと、活き活きと働ける企業へ。

さらに王将は、「次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画」に基づいて、女性社員がもっと活き活きと働けるよう、行動計画を策定しました。王将というと、まだまだ男だらけの職場といったイメージが強いでしょう。実際、女性の店長もおりますが、一割にも満たないのが現状です。そこで、育児休暇を取得しても復帰しやすい環境づくりや、その周知、復帰後の労働環境を整備し、2022年3月までに推進していきます。女性の有職率は年々増加していますが、国が定めた配偶者控除見直し策や税制の問題なども追い風となり、今後ますます、女性の社会進出が日本の経済成長を牽引していくに違いありません。

もちろん王将の原動力としても、女性のパワーは不可欠。皆それぞれが持つ味の原点は、お母さん、おふくろなんです。日常食を生業とする王将には、女性ならではの味覚によるメニュー開発や、細やかな接客など、感性を活かせるシーンがたくさんあります。そういった、働き方の多様性、さらには、年齢や国籍などによる食の多様性も含め、時代とともに移り行く価値観に柔軟に順応しながら、ぶれない経営をしていく。そんな思いを込めて、行動計画を策定しました。

お客様を幸せにしながら、従業員の幸せも実現する。

外食産業は、長らく労働集約的な働き方が当たり前の業界でした。しかし、時代は変わりました。時代が変われば、従業員の幸せの基準も当然変わります。単に肉体を酷使するのではなく、短い時間の中で、より生産性高く、成果を得られる環境へと、進化・発展していかなければならない。2016年の東松山工場の新設には、そんな想いも起因しているのです。特に、調理をするまでの仕込み工程を機械化して省力化を行い、王将の強みである「オープンキッチンでの調理」にパワーを集約していく。設備投資をすることで、従業員の負荷を減らし、メニューの開発や資格取得に向けた勉強など、個々の将来設計に向けた有意義な時間を過ごしてもらいたいですから。さらに、労働環境の改善策として、昨年より月約2万時間相当の営業時間短縮および有給休暇取得推進に取り組んでいます。また、毎年実施している社員旅行についても、コースや日程を充実させ、更なる従業員の満足度向上に努めています。

“働くことが人生”ではなく、王将で働くことが、“自分の人生をつくり上げていく上での大切な手段である”と。従業員一人ひとりが、そんな風に捉え、前向きに活き活きと働ける環境づくりに、これからも挑戦していきます。

学生の皆さんへのメッセージ。

安心・安全な食材をお客様に食べていただくと同時に、日本の農業を守っていく。2014年に、一部の調味料を除いたすべての食材を国内産にした背景には、そんな狙いがありました。地方に行けば、そのまま生活インフラが残っているし、家賃も生活費も、都会の暮らしに比べてかからない。そんなところに仕事があれば、必ず移住者が増えるはずなんです。「食材の国産化」により農業を盛り上げ、地方に仕事を生み出していく。日常の食を扱う商売人としては、そういうところまで思考を巡らせ、実践していける企業に、王将を育てていきたいと思っています。そんなことも含めて、共に考え、取り組んでくれる若者がいたら、大歓迎です。まずは青森に行って、ぜひ一緒に、にんにくの収穫をしましょう(笑)。

飲食業に携わる身として、そういった川上から川下のことまで、すべて体験しながら、想いを持った若者たちに、王将を牽引していってもらいたい。たとえば、大学でシステムの勉強をしている方には、製造加工の現場で知見を活かしていただくチャンスもあります。企画に携わりたい方には、新たな王将ブランドとして、デリカのプランを提案していただいても構いません。台湾の出店から続く、海外への挑戦も可能性があるかもしれません。一人ひとりが主体的になって、やりたい仕事をやってほしい。そうして、働くことが、個々の幸せな人生を作り上げていく上での糧になってくれたら、こんなに嬉しいことはありませんから。